不妊治療中に感じた3つの不安と付き合っていく方法①

私は約5年の不妊治療期間中に最終的に体外受精をしたことで2人の子どもを授かりました。

今回は、感じていた3つの不安と自分なりに付き合っていた経験をお伝えしたいと思います。

この記事はこんな人に読んでもらいたい

20代から不妊治療(体外受精)をしている

家族が不妊治療を受けている

専業主婦やパート勤務をしながら不妊治療をしている

不妊治療中でお金や気持ちの不安やモヤモヤを感じている

不妊治療(体外受精)を終えた人の経験を知りたい

お金の不安

まず治療をどこまでやるのか、金額で決めるのか、期間で決めるのか夫婦で話し合うことは大切なことだと思います。

1人目の時は、自分たちが後悔が無いようにやろうと思っていたので途中でお休みする可能性は考えても、金額で終わりを決めることは考えていませんでした。

2人目は、今残っている凍結胚を移植するところまでで治療は終わりにしようと当時は考えていました。

せい
せい

体外受精を始めると、収入<支出になったことで金銭面への不安は倍増….!

固定費の見直し

家計の支出を多く占める固定費の見直しをしました。

具体的に私がしたことは、

  • 自動車保険2台分をネット自動車保険で契約
  • 電気料金をもともとの契約から楽天でんきで契約
  • スマホ2台をキャリアから格安SIM(楽天モバイル)で契約
  • 夫の大学の奨学金は無利子と有利子のものが2つあったので有利子だけを一括返済
  • 2人分の医療保険は解約(これに関しては令和4年4月から不妊治療が保険適用になったことで治療内容によってお金が出る場合があるので加入したほうが恩恵を受けられることもあると思います)

支払いを1枚のクレジットカードにまとめる

はじめにお伝えしたいのが…。

せい
せい

私はクレジットカードの管理があまり得意ではありません…。

食費や日用品、外食費などの変動費をカード支払いすると管理が複雑になり、後から来る請求にどこから出そう…と考えたりするのがストレスになってしまうんです。

(クレカを上手に使いこなせる人になりたい…)

でも固定費や治療費は変動費とは違い、大きな金額を毎月毎回自動的に支払っていますよね。

ただ支払ってるのはすごくもったいない!

元々は夫が契約していた地方銀行のクレジットカードを使用していましたが、我が家は楽天ユーザーのため、カードでの支払いは楽天カード1枚にまとめました。

そして固定費で払えるものはすべて(電気、ガス、通信費、保険)口座振替からカード支払いに変更し、クリニックではカード支払いOKだったので、毎回カード支払いすることで勝手に毎月楽天ポイントがずいぶん貯まっていました♩

(治療費で出ていくお金も大きいですけどね…涙)

せい
せい

ポイントを支払いに充てて治療費を節約したり、外食費や日々の生活費に充てたりしていました。

今じゃポイントが無い生活は考えられない!

そのくらい大切です♩

助成金・補助金の申請

私の場合は助成金制度は県のみしか貰えませんでしたが(2022年4月からは助成金制度は廃止)住んでいる地域によっては県とは別に独自に助成金を出している県や市があります。

保険適用になったことで高額医療費制度や医療保険での対象になったことで戻ってくるお金があったり、メリットもあるかと思います。

私自身もそうですが、適用前から治療を行っていた人にとっては保険適用前の治療や薬が1つでも保険適用外となると、治療費が全額自費になってしまうのです。

今まで貰えていた助成金がもらえないとなると、治療費の助成は全く受けられないまま自費治療を行うか、本来行っていた治療内容を保険適用内での治療に変えるかの選択になります。

自費治療にすれば治療費の負担が増えてしまう、保険適用の治療に変えると治療費は減額されるかもしれませんが、自分に合っていた治療が受けられず、妊娠に繋がらずに治療が長引く可能性があるかもしれない….ということで、保険診療を選ばず、自費治療を選択している人も実際いる話を通院していたクリニックで聞きました。

2022年4月以降に助成金制度は無くなりましたが、徐々に保険適用外の治療に対して助成してもらえる自治体が増えてきています。

長野県佐久市の一例です。

残念ながら私の住む自治体は自費治療の助成は現在ありません…(T_T)

それと、もうひとつ。

市や県の助成金の他に、夫もしくは自分が加入している職場の組合から不妊治療を助成してくれることがあります。

私の場合は扶養に入っていたことで、夫の職場の互助組合から不妊治療費の助成金を貰うことが出来ました☆

ご自身や旦那さんの職場の組合などの補助金についてもぜひ調べていただけたらと思います!

せい
せい

保険適用外の自費治療を受けている人にも治療費のサポートが受けられるように、助成してくれる自治体がこれから増えていって欲しいと心から願います…☆

医療費控除の申請

医療費控除とは、1年間に10万円超の支払いがあった場合、課税対象となる所得から超えた分を控除してくれる制度です。

不妊治療で高額の医療費を支払うようになってからこの制度を知りました。

私は以下のものを医療費控除として申告していましたのでよかったら参考にしてみてください☆

医療費控除の対象となる不妊治療の費用

・人工・体外・顕微受精の治療費

・医薬品代

・凍結保管料

・通院のための新幹線と電車の交通費

・不妊治療のための鍼・マッサージ施術費

確定申告の2月ごろ慌てないように、家族の名前ごとに病院名・いくら総額支払ったのかを計算しておくと申告するときにスムーズです!

長くなってしまったので、2つ目の気持ちの不安、3つ目の仕事・働き方の不安については次の記事で書きたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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